通常の穀物酢よりも、必須アミノ酸が多く含まれている黒酢。和食、中華などを中心に様々な料理とも相性ピッタリです。また、黒酢は新陳代謝効果や食欲増進効果もあります。母体の栄養は赤ちゃんの栄養そのもの。妊娠中は食欲が無いなんて言っていられないのです。今回は、簡単に作れる黒酢料理を3品ご紹介します。
わかめとたこの酢の物
黒酢は海鮮と相性抜群!わかめに含まれるミネラルが、妊娠中の肌荒れ防止に、そしてタコに含まれるタウリンは、疲れ防止、滋養強壮の効果を発揮します。
【材料】
- たこ
- わかめ(乾燥わかめは水で戻しておく)
- きゅうり
- 刻み生姜
- 黒酢ドレッシング(黒酢大さじ1に対して酒大さじ1、塩、砂糖、顆粒ダシのもと、ごま適量)
ぶつ切りにしたたこと水で戻したわかめ、千切り、または扇形に切ったきゅうりをボールに入れ、黒酢ドレッシングで和えます。そのままでも大丈夫ですが、30分ほど冷蔵庫で冷やすと美味しく召し上がれます。
黒酢ともずくのスープ
美容効果の高いもずくは食物繊維も豊富で、妊娠中の厄介な便秘解消にも役立ちます。
【材料】
- もずく(パックのものでok)
- 白髪ねぎ
- 鶏がらスープのもと
- 黒酢
- ごま油
鶏がらスープの元で先にスープの下味を作ってしまいます。沸騰したら一旦火を止め、白髪ねぎともずくを入れます。もずくはパックのまま、一緒に入っている酢も入れてしまって大丈夫です。ひと煮立ちしたら火を止め、ごま油と黒酢を適量入れて出来上がり。ごま油と黒酢の香りの絶妙なマッチングを楽しんで下さい。
黒酢の豚しょうが焼き
上記の前菜2つで、きっと食欲も増進されることでしょう。食欲が湧いてきたら、思い切って豚肉を食べましょう。ビタミンB1が豊富な豚は、疲れを取る作用があり、さらに生姜には保温や冷え性解消の効果もあります。黒酢の豚しょうが焼きはまさに、妊婦を元気づけてくれるひと品です。
【材料】
- 豚肉
- 玉ねぎ
- ピーマン
- すりおろししょうが
- にんにく
- 黒酢
- 塩コショウ
- 酒
- 醤油
1.フライパンに油を敷いたらにんにくを炒めます。こんがりにんにくが香りを出してきたら、豚肉を炒め、塩コショウで味をつけます。
2..豚肉の赤い色がある程度無くなってきたら、ピーマン、玉ねぎ、すりおろし生姜を加えます。ある程度しんなりするまで炒めたら、酒、醤油、塩コショウで味を整えます。最後に火を止め、黒酢を適量入れ、完成です。
酢は火によって成分が分解されやすい為、火をかけている最中に入れないようにして下さい。全ての味を整え終わった後に、アクセントとして加えましょう。もともとの味が濃い為、少量でもかなりの風味が出るのが黒酢の特徴です。