妊婦の健康とお酢

つわりなどの症状を伴うとお酢を欲してしまう分、「妊婦の健康に酢は良いものだ」と捕らえる妊婦さんも多いようです。

もちろんお酢には必須アミノ酸なども含有されており、母体や赤ちゃんの健康を保って行くうえで摂取して悪いものではありません。




しかし、本当に母体や赤ちゃんの健康を考慮するのであれば、酢が身体にもたらす効果を理解し、自分に適した量を摂取していきたいものです。摂取のし過ぎは、思わぬ身体のトラブルに見舞われてしまうこともあるからです。

お酢は高血圧の予防に

妊娠を伴うと妊婦は様々な妊娠中毒症を患います。なかでも高血圧を患う「妊娠高血圧症候群」に掛かってしまう方も多く、高血圧がずっと続いてしまうような症状を患ってしまう方も多くなります。

これは、ぼうっとするようなだるさが長続きするだけでなく、早産などの危険性もある症状で、お酢はこういった血圧を下げる為に重要な役割を担います。

様々な成分が含有されているお酢には「アデノシン」という成分が含まれており、これが血圧を下げる役割を担います。

もともと血圧の高い方にはお酢が推奨されており、キャップいっぱい程度で良いので、ダイレクトな飲用が望ましいとされます。どうしてもお酢が苦手という方は、リンゴ酢やブドウ酢など、美味しく楽しめるフルーツ酢を試してみても良いかも知れません。

食欲増進に、お酢!

妊娠中毒症で、一番母体に現れやすい、「つわり」。個人個人で症状が異なり、酷い人は嘔吐や吐き気を伴う周期がとても早いです。

特に夏などは、暑さも影響し、食欲どころではない人も多いはず。しかし、母体の栄養は赤ちゃんの栄養そのもの。何も摂取しないのは良くありません。

そんな時に推奨されるのが、お酢です。そのまま飲むのに抵抗がある人は、ジュースなどに混ぜて摂取しても良いかも知れません。

お酢の摂取のし過ぎは禁物!

妊婦の母体に良いとされる栄養素が多く含まれているお酢ですが、摂取のし過ぎは良くありません。

お酢の取り過ぎは、歯や骨を溶かしてしまったり、身体の炎症に繋がることもあります。更に、上記で記述したように高血圧を下げる効果はあるものの、摂取し過ぎると身体を冷やしてしまいます。

また、適量であれば血液の不純物もろ過され、さらさらな血液になるものの、摂取のし過ぎは赤血球など血に本来必要な成分まで溶かしてしまうのです。

体温を下げ、新陳代謝を促すので、排泄効果も高まることから便秘にも良いとされますが、新陳代謝が促進され過ぎると流産の危険性も伴います。いかなる食材、栄養素も、妊娠中は特に「適量」を心掛けた摂取が無難です。




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