なぜ妊婦は酸っぱいものが食べたくなる?

妊娠すると、酸っぱいものが欲しくなるという話は、良く耳にしますよね。

実際に、なぜこのように妊娠時に肉体が酸味を欲するかというのは、科学的には解明されていないようです。つわりが関連していたり、赤ちゃんの骨や身体の生成の為に身体が求めるという説もあります。

「妊婦が酸味を欲しがるメカニズム」について、もう少し掘り下げていきます。

つわりが「酸味」を欲する?

つわりの時に、吐き気を催してしまうのは、妊婦を経験された女性であれば誰でもあることです。

この時、酸味のあるものは、胃や口の中の気持ち悪い感覚をすっきりさせてくれる効果があります。

中華料理店の食卓に酢が置かれている事が多いのは、こってりした中華料理の脂分を分解してくれるからで、こういった酢の効果がつわりの不快感を取り払ってくれます。

また、酢に含まれる「クエン酸」の成分は、ストレスを緩和し、回復を早める効果があります。

つわりとビタミンB6の関連性

妊娠したと同時につわりの症状は発生し、新生児が大きくなるにつれ、その症状は悪くなっていきます。症状は人それぞれですが、そんな状況の中で推奨される栄養素が、「ビタミンB6」です。

実際に妊娠中の妊婦で、つわり中にビタミンB6点滴をする妊婦の方も多く、状態が良好になっている人も多いようです。ビタミンB6に含有される「ピリドキシン」という成分に妊娠悪阻を和らげる効果があるとされています。

妊娠中に喫煙や飲酒を控えるように言われているのは、これらの行為がビタミンB6の消費を早めてしまうからとも言われています。

妊婦にお勧めの食材

妊娠中に良いと言われる食材も、様々なメディアやネットで紹介されていますが、間違いなく良いといえる食材は、バナナです。

バナナには妊娠中毒症を緩和させてくれるビタミンB6や、新生児の成長に効果的な「葉酸」という成分も沢山含まれています。尚、ビタミンB6を含む食材は他にも以下のものがあります。

  • 玄米
  • ごま
  • ピーナッツ
  • アーモンド
  • かつお
  • もも、レバー(牛豚鶏)
  • アボガド
  • にんにく
  • カリフラワー
  • とうもろこし

など。ただ、ビタミンや葉酸は熱に弱いため、野菜などは加熱をし過ぎるとこれらの成分がうまく摂取出来ないものもあります。

また、レバーなどは適量なら問題ありませんが、過剰摂取をすると、新生児に奇形などの影響が出てしまうこともあります。

妊娠中は、いかなるものを食べる際も、それぞれの食材に含まれる成分などをしっかりと把握し、自分の身体に適した調理の仕方で摂取していくことが望ましいでしょう。

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