お酢で料理の下ごしらえ

料理作りに精通している人ほど下ごしらえに気を使っているのではないでしょうか。

毎日心のこもった美味しい料理を食卓に出す為にも下ごしらえは大変重要なポイントになってきます。

美味しい料理を作ろうとすればするほど手間や時間も比例していくように見えますが
実は簡単な下ごしらえをすることで料理の仕上がりがかなり違ってくるのです。

調味料などを使った下ごしらえの中でも酢を使ったやり方は素材に旨みやコクを与えるだけでなく健康や美容作用も向上させる効果があります。

酢で下ごしらえ

今回はその酢を使った野菜・肉・魚などの下ごしらえのポイントをご紹介したいと思います。

野菜の下ごしらえ

サラダや酢の物に使う野菜は洗う際に酢水で洗うと彩りが綺麗にでます。

ごぼうやウド、レンコン、じゃが芋、りんごなどは皮を剥いてそのままにしておくとすぐに酸化し変色していきます。

変色されたものを食べても身体に害はありませんが、 見た目にも美味しそうな野菜の方が食欲がそそりますよね。

そんな時は切ってすぐに酢水につけると変色を防ぐことができます。
レンコンやゴボウは酢水で茹でると綺麗な白色に仕上がります。

里芋は皮を剥いている最中に手が痒くなる場合があります。

これは里芋に含まれるシュウ酸塩やアルカロイドという成分が痒みを引き起こしているからなのですが、 これも酢水につけることによって解決し、更にぬめりやえぐみも防止します。

山芋などはすりおろしてすぐに酢を数滴垂らすと変色防止ができます。

肉の下ごしらえ

酢にはお肉を柔らかくする作用があります。
長時間煮込むことでタンパク質を分解させ旨みを引き出します。

更にカルシウムを溶かす働きがあるので骨まで柔らかくなり、 カルシウムの補給もするので骨が丈夫になります。

また酢は沸点が116度と高いので長時間煮込んでも健康に良い成分はほとんど変わることなく体内に吸収できます。

ハンバーグを作る時はタネに少量のお酢を加えると防腐作用が働きます。

下ごしらえで酢を少々入れたハンバーグは、お肉の味が引き立ち味が美味しくなります。
手に酢をつけてタネをこねると防腐効果も高まります。

魚の下ごしらえ

魚介類などは酢洗いや酢じめをすることで生臭さを取り、 風味を良くして身の引き締めができます。

抗菌作用や防腐作用もあるので夏場の生ものにも安心ですね。

そして酢にはタンパク質を固める作用があるので煮魚の煮崩れの防止に役立ちます。

鯖などはいつもの調味料にプラス大さじ1~2杯の酢を入れてから煮ると、 独特の臭みも消えて煮崩れせず綺麗に仕上がり鯖本来の味が一層引き立ちます。

こうして様々な酢を使った下ごしらえをすることで素材本来より高い栄養価が得られ
衛生面での安心や旨みのある美味しさまでも頂くことができるのです。

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