お酢で疲労回復

いろいろな場面で活躍するお酢達。

今や一流のスポーツ選手といった面々も食生活の中に取り入れているそうです。

それはひとえにお酢の中に含まれる酢酸やアミノ酸が、体の調子を整えるのに非常に有効だからです。
ここでは、疲労回復効果が期待されるお酢の仕組みを紹介したいと思います。

お酢には、前々から疲労回復に効果があると言われてきました。

それは何故かというと、最初にクエン酸回路と呼ばれる人体の構造を知る必要性があります。

クエン酸回路というのは、人間のエネルギー生成において重要な機能の一つで、これが正常に機能しなくなると、エネルギー生成中に出る乳酸や集性ブドウ酸を再度エネルギーに変えることが出来ずに、回復が遅れる原因の一つになってしまいます。

クエン酸はこの機能の材料となるもので、効率よく摂取することでエネルギーの生成に役立ちます。

体にうれしい食品お酢

お酢には豊富に酢酸が含まれているのですが、これが人間の体内に入るとクエン酸に変化し、疲労回復につながるわけです。

(ちなみに、昔は乳酸がたまるというのは筋肉疲労の代名詞でしたが、2001年Nielsenらによると、細胞外に蓄積したカリウムイオンが疲労の原因と考えられ、乳酸は、逆にエネルギーに分解され、回復に役立っているというのが今現在の考え方です。)

そしてもう一つ、お酢にはアミノ酸が多く含まれていることも忘れてはいけません。

バリン、ロイシン、ソロイシン、アスパラギン、プロリンなど疲労回復に役立つものや、筋肉構成に使われるアミノ酸が豊富に含まれています。

そんなクエン酸とアミノ酸ですが、もちろんお酢によって含有量は違ってきます。

疲労回復には、クエン酸が一番豊富な黒酢。
アミノ酸が豊富なのは、もろみ酢、一説には米酢の数十倍あるとかないとか。

その日の体調によってそれぞれ切り替えるのもいいかもしれません。

お酢は調味料が基本ですが、飲用としても美味しくいただけます。

くせが非常に強いので、5~8倍程度に薄めたり、はちみつとブレンドしてみたりジュースに混ぜるのもいいかもしれません。

自分の好みでいろいろ試すのがいいと思います。

期待できる効果としては、疲労回復を筆頭に肥満、肝臓病、高血圧、糖尿病、風邪、肩こり、痛風、骨粗鬆症など実に様々な症状に期待が持てます。

お酢は人間の体にうれしい食品なのがよく分かると思います。

しかしながら様々な効果があるからといって、飲みすぎには注意が必要です。

たくさん飲んだからといって早々に治癒するわけでもなく、場合によっては胃腸を刺激したり下痢になったりする可能性があるので、ものには限度、ほどほどに。

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