黒酢の効能

世界最古の調味料・酢。

長い歴史を歩んできた酢はその国、地域毎の農産物や特産物等を使って醸造されてきました。

醸造された酢は調味料としてだけでなく健康を促進する食品として、また天然の保存料としてその土地の人達に活用され愛されてきました。

そんなお酢ですからその種類は様々です。ここではそんなお酢の種類とその効能について書いていきたいと思います。

まず酢の健康ブームの火付け役にもなった黒酢を紹介したいと思います。

黒酢が他の酢と違うのは醗酵・熟成期間にあります。

通常酢の醗酵・熟成期間は約一カ月~三カ月程度なのですが、黒酢は一年~三年と長期に渡り熟成させます。

長い物になると高級ワインのように十年程寝かせているものもあると言います。

黒酢の健康効果について述べていきたいと思います。

黒酢の特徴は玄米・米麹・水のみを使用して醸造されるということと、(中国でも作られていますが、中国産の黒酢にはコーリャンや大麦等も使用されています)前述したように一年~三年に渡っての長期熟成させるということです。

これにより黒酢の中には普通の酢の数十倍のアミノ酸・クエン酸その他ミネラル・有機酸等も多く含まれています。
その為黒酢には通常の酢よりも高い疲労回復効果があります。

そして黒酢の最大の特徴は黒漆のような深く艶と品のある風格ある黒色をしていることです。

あの黒色の正体は「メラノイジン」と呼ばれるもので、これは玄米が醗酵・熟成される際に化学反応を起こし生成されるものです。

このメラノイジンには血流を良くする効果があり、また悪玉コレステロールの働きを抑える効果があります。

さらにメラノイジンにはそれだけでなく、その最も注目すべき効果は高い抗酸化作用です。

抗酸化作用とは何か? 簡単に言うと体内で生成された活性酸素により出来る、身体のサビを落とす効果です。

体内には常に酸素が取り込まれています。この酸素が外部からの刺激によって活性酸素という物に変化します。

この活性酸素は体内の細菌を排除したりする良い効果もあるのですが、その分攻撃性や毒性も高く(毒性が高いと言っても青酸カリやサリンとかそういった類の毒ではないのでご安心を)これが動脈硬化や老化を促す原因となっています。

メラノイジンはそんな活性酸素の働きを抑える効果が通常よりもかなり高いのです。

黒酢を摂取することによって通常の酢を摂取するよりもより高い健康効果が期待出来るのです。

黒酢と同様の抗酸化作用のあるお酢

そしてもう一つ黒酢と同様の抗酸化作用と健康効果を有している酢があります。

それがイタリア産のバルサミコ酢です。

このバルサミコ酢はぶどうのみを使って醸造され、さらにその醗酵・熟成期間は、最低でも黒酢よりもさらに長い十二年です。

イタリアの食の法律「DOP」による規定では熟成期間が十二年以下の物は正確にはバルサミコ酢とは認められないそうです。

ちなみにそれ以下の熟成期間の物は一般流通させるために、熟成期間の短い物にカラメルや着色料等を添加し出来るだけ安価にしているそうです。

さてそんなバルサミコ酢。味も一級品ですが、その健康効果も目を見張る物があります。

バルサミコ酢は元々薬用として服用されており黒酢と同等かそれを凌ぐほどの高い疲労回復効果と血流を良くする効果があります。

そしてバルサミコ酢には黒酢の約三倍程度のポリフェノールが含まれており、このポリフェノールも高い抗酸化作用を持っています。

ここまで二種類の酢について紹介しました。
本来はこの二種だけでなくもっと様々な酢があるのですが字数制限により今回はここまでとさせていただきます。

また機会があれば様々な酢を紹介したいと思います。

 

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