酢の人体に対するメカニズム

酢は最古の調味料だと言われているのを知っていますか?
驚いたことに、紀元前五千年頃にはすでに人類は酢を開発していました。

それほど古くからあるお酢ですが、じつは私たちはあまり酢のことを知りません。

なので今回は、人体に役立つお酢のメカニズムを紹介していきます。

東洋医学と西洋医学

東洋医学には、陽性食品と陰性食品という言葉があるのをご存知でしょうか?

簡単に言うと、陽性食品は体を温める食品のことで、陰性食品は体を冷やす食品のことです。

酢は陰性食品にあたります。それも普通の陰性食品ではなく、極陰性食品というものに分類されます。
そのせいか酢を体内に入れると、体をほどよく冷やし、血の流れをよくする効果があるのです。

また、中国では酢は漢方の一つとして数えられています。

西洋医学なのにお酢?と思うかもしれません。
けれど、西洋医学の始祖と呼ばれているヒポクラテスは、酢の持つ殺菌・防腐効果に着目しました。そのため、自分の患者にお酢を与えていたそうです。

お酢の疲労回復効果

酢にはとても高い疲労回復効果があります。

酢の主成分である酢酸、そしてクエン酸には、疲労物質である乳酸の生成を抑える効果があり、さらにはすでに体内に蓄積されている乳酸の分解を促す効果もあります。

作らせず、できたものは分解する。この二つの効果が同時に作用するので、酢を摂るとすぐに疲れが取れるのです。

そのため、スポーツなどをした後には、フルーツビネガーを使った酢ドリンクを作って飲むと、疲れを吹き飛ばしてくれるのでお勧めです。

血圧を下げる

東洋医学でも少し触れましたが、酢には血の流れを良くしたり、血圧を下げる効果があります。

酢を摂取すると、主成分である酢酸が細胞内に取り込まれることによって、アデノシンという物質が生成されます。

このアデノシンは、血液の壁に作用し、血管の壁を拡張します。

それによって血流が良くなり、そのおかげで血液のつまり等が改善されるので、血圧が下がるのです。

悪玉コレストロール値を下げる

酢には、コレステロールを分解する作用があります。

これは酢に含まれるクエン酸が、強い抗酸化作用を持っているおかげです。
クエン酸を摂ると、体内で生成されるコレステロールが酸化するのを防いでくれるのです。

そのおかげで、お酢を摂ると体の悪玉コレストロール値が低下します。

健康診断で医者からコレステロール値が高いと言われてしまった人は、ぜひお酢を飲んでみてください。

このように酢には様々な効能があります。摂り入れると、どこか一箇所ではなく体のあちこちが改善され、結果として徐々に健康になっていくのです。

とはいえ、酢は魔法の薬ではありません。持続力はないので、摂取を途中で止めてしまうとせっかくの効果も途切れてしまいます。
そのため、効果を持続させ、真の健康な体を手に入れるためには、継続的な摂取が必要となります。

また、食事内容を見直したり、運動をするなど、日頃乱れてしまいがちな生活を立て直すことも大切です。

さあ、お酢の力を借りて、健康な体を手に入れてみませんか?

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