お酢の保存方法

いまや調味料や飲料として欠かせないお酢。みなさんはお酢が「アルカリ性食品」に分類されることはご存知でしょうか?

これは、もともと酢酸やクエン酸からなる酸性の食品なのですが、体内に取り込まれ有機物に分解されるとアルカリ度の高いミネラル分が残るためです。このため、健康に良いとされる食品になるんですね。

では、酸性の状態でのベストなお酢の保存方法はどんなものなのでしょう。

一般的なお酢の種類

お酢と一口に言ってもいまはたくさんの種類がありますね。穀物酢には米酢や黒酢、果実酢ではりんご酢やブルーベリー酢なんていうものも出てきました。

その他にもぽん酢やすし酢といった加工酢もあります。さて、お酢の種類で保存方法はどのように変わるのでしょうか。

お酢を長持ちさせるための保存方法とは

先ほどお話したとおり、お酢自体は酸性なので常温保存でも問題ありませんが、直射日光の当たる場所は酸化を促進する可能性があるので暗所が望ましいです。そして酸化を防ぐためにきちんと蓋を閉めることを心がけましょう。

市販の果実酢の場合、賞味期限は約1年程ですが、手作りの果実酢の場合、調理行程のなかで水分などが入る可能性があるため冷蔵庫で保管し、1週間程度を目安に使い切るようにしましょう。そしてぽん酢などの加工酢も、砂糖などの調味料が入っているので冷蔵庫での保管が望ましいです。

お酢は「酸性」のアルカリ性食品

家庭での果実酢や加工酢作りをやっている方もいらっしゃると思いますが、一番注意していただきたいのは「お酢は酸性である」ということです。酸性は鉄を溶かす働きがあるので鉄製の入れ物で作ることは厳禁です。このため、ガラスや陶器で空気に触れないよう密閉可能な瓶などが適しています。

ちなみに、生卵をお酢に2日程漬けるとスケルトンの卵が出来上がります。これも、酸性が炭酸カルシウムである卵の殻を溶かしてしまうという特徴を利用したものです。学校の自由研究などでやってみてもおもしろそうですね。

保存中に白い膜が・・・

お酢を長期保存していると、白い膜のようなものが浮いてくることがあります。これはセルロースといって主に植物の細胞壁や繊維の主成分であり、多糖類の炭水化物です。空気中の酢酸菌に反応して白い膜のようなものを作ります。

人体に影響はありませんが、風味が落ちているうえに、すでに酢酸菌が侵入しているため次々膜が浮いてくる可能性が高いのでこの状態の食用はおすすめ出来ません。また、酸味が落ちている場合も酸化が進んでいる可能性が高いので、このような場合は掃除などで活用すると良いでしょう。

いかがでしたか?お酢は健康にいいとされていますが、保存状況が悪いと効果も万全とは言えません。正しい保管の仕方を学び、古くなったお酢は掃除に使うなど工夫を凝らしてこれからの健康に役立てていきましょう。

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