酢の間違った使い方

どこのご家庭にも冷蔵庫の中に常備してある物の一つに酢がありませんか?

いつも控えめにそっと佇んでいるような存在だった酢が 一躍脚光を浴び始めた背景には人々の健康ブームの影響が大きいのではないでしょうか。

もともと酢は、塩に次いで古くから人々に愛される身近な調味料として役立ってきましたが、 近年驚くべき健康・美容パワーが次々と取り上げられ、今では多岐に渡る分野で活躍の場を広げています。

これだけ注目されてきた理由の一つに酢が安心な天然素材であることも言えると思います。

そんな人々の暮らしに良いことをもたらしてくれる酢ではありますが
使い方を一歩間違えると、健康・美容に良いとされる効果が無くなるばかりか健康被害に陥ることもあるのです。

酢の正しい使い方

そこで今一度、酢の正しい使い方を確認し注意点をいくつか紹介したいと思います。

1.調味料として使用する場合

酢は風味を損ないやすい性質から開封後は冷蔵庫で 保管するのが良いとされています。
賞味期限は2~3年が平均ですので期間を過ぎたら次は掃除などに活用させて行きましょう。

最近では独自に香りをつけた酢を手作りする方も増えているようです。
成分や濃度、味や香りも自分好みで作れるのは嬉しいですよね。

ですが保存する容器には気をつけることが必要です。
金属製容器は避け、ホーロー製かガラス製の容器を選び密封度が高くしっかりとしているフタを選んで下さい。

また、手作りの酢は市販のものより賞味期限が短く空気に触れると風味が損なわれる確率も高い為、 少量を作り早めに使い切ることが大切です。

2.健康維持で飲用する場合

一日の摂取量をオーバーしたり、ストレートでそのまま飲用すると胃が荒れ、胸焼けを引き起こす可能性があります。

またダイエットとして黒酢を飲用されてる方も多いと思います。
黒酢はアミノ酸やクエン酸が豊富で、 しかも食事でしか摂取する事の出来ない必須アミノ酸が沢山含まれています。

必須アミノ酸やクエン酸には脂肪を燃焼させる働きがあるので、 ダイエットにはピッタリなのですが使い方を守らなければ効果は期待できないのです。

まず、美容効果を上げようとして飲用のしすぎはいけません。

黒酢は一日30ミリ程度摂取するのが好ましいとされてますが、 摂りすぎると普通の酢と同様腹痛や胸焼けを引き起こすことがあり、 黒酢に含まれる酢酸の影響から高濃度のものは中毒を引き起こす可能性もあります。

また、便秘の解消が大きいので必要以上の飲用は避けなければいけません。

そして有酸素運動をする前や、運動途中に飲用すると効果に期待できると言われています。

3.掃除洗濯などで使用する場合

酢を使う掃除は地球環境に優しい点から大変注目されていますが基本的に洗浄力はほとんどありませんので洗濯剤としては不向きです。

ですが柔軟剤と同様の働きがあるので洗濯物をふんわり柔らかくする効果はあります。

酢の持っている殺菌作用は脱臭の効果もあり洗濯物の嫌な臭いもすっきりさせてくれますが、 酸性の物質の匂いは消すことはできません。

そして料理に使っている穀物酢・米酢・果実酢などには旨みの成分が入っている為、掃除には向いていないようです。

掃除洗濯の場合はアルコールから作られた無色透明なホワイトビネガーの使用が適しています。
こちらは原料由来の風味も無く匂いもきつくないので掃除に適しています。

フローリングなどには酢水スプレーを吹きかけて掃除できます。
小さいお子さんがいるご家庭は床掃除など安心してお使い頂けますね。

ですが床掃除の中でも大理石が素材の場合、酢の掃除は適していません。

大理石の主成分は炭酸カルシウムなので酸により溶ける場合があるので注意してください。

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